県外の医療機関を受診した場合にも、申請すれば自己負担額を払い戻してもらえます。なお、この助成には「健康保険に加入していること」「ほかの制度で医療費助成を受けていないこと」などの条件があります。また利用時には、医療機関の窓口に健康保険証と子ども医療費受給資格証を提示しなければならないため、あらかじめ医療費受給資格証を申請しておきましょう。
医療費受給資格証の申請方法
申請は、オンライン・郵送・窓口の3つの方法から選択できます。保護者がマイナンバーカードを持っている場合は、パソコンやスマートフォンを使用し、外部サービスのマイナポータルより申請可能です。郵送の場合は、子ども医療費受給資格証交付申請書を記入し、子どもの健康保険証の写し、保護者の本人確認書類とともに「親子保健課 子ども医療担当」宛てに郵送します。窓口申請する場合は、子どもの健康保険証と保護者の本人確認書類を持参し、市の保健所4階にある親子保健課に行ってください。
参考元:宮崎市|子ども医療費の助成について参考元:宮崎市|提出書類 確認シート
出産・子育て応援事業
宮崎市では、妊娠中の方や子育て世帯の方が、安心して出産や育児ができるような支援も実施しています。
・伴走型相談支援
伴走型相談支援では、妊娠届出時と妊娠8カ月頃、さらに出産後に面談を実施し、必要な相談支援やサービスにつなげてくれます。また、継続的な支援の一環として、子育て情報アプリ「つぐみ」より子育てに関する情報も配信。アプリでは、沐浴やおむつ交換の方法を動画で見られたり、子どもの成長を記録したりできます。そのほか、予防接種や乳幼児健診のスケジュール管理などもあり、育児が楽しくなるような工夫が盛り込まれています。
・経済的支援
妊婦1人当たり5万円の出産応援給付金、生まれた子1人当たり5万円の子育て応援給付金を支給。対象となるのは2023年2月1日以降に妊娠を届け出た妊婦、2023年2月1日以降に生まれた子どもの養育者です。
手続き方法
出産応援給付金、子育て応援給付金の手続き方法は以下の通りです。
・出産応援給付金
妊娠の届出時に面談を受けると、面談後1~2ヵ月頃に申請案内の書類が郵送されます。受取り口座をオンラインで入力すると、申請した月の翌月末頃に指定口座に振り込まれます。申請期限は妊娠中となっているため、忘れないようにしましょう。
・子育て応援給付金
出生届を提出すると、赤ちゃんの保護者に対して面談案内を郵送、または担当の保健師から面談方法を案内されます。生後2~4ヵ月頃に産前・産後サポート室の専門職が面談を実施。その際にオンライン申請に関する書類が渡されるため、内容に従って申請します。すると、申請月の翌月末頃に指定した口座に振り込まれます。なお子育て応援給付金は、生後4ヵ月までに面談を受けその後3ヵ月以内に申請するよう期限が設けられているため、注意が必要です。
参考元:宮崎市|出産・子育て応援事業について参考元:宮崎市|出産・子育て応援事業参考元:宮崎市|産前産後サポート室について
宮崎市の子育て支援事業
宮崎市には、ほかにもたくさんの子育て支援事業が展開されています。
地域子育て支援センター事業
宮崎市内には、2024年9月時点で子育て支援センターが35ヵ所開設されており、子育てに関する情報提供や講座・講習を実施しています。おもちゃや子育て雑誌などが用意されているほか、センター職員と一緒にダンスや手遊びなどもできるため、親子で楽しめるでしょう。
また、支援センターのスタッフが育児相談にも乗ってくれます。周囲に相談できる人がいない方も、子育てに悩んだり行き詰ったりしたときに、ホッと一息つける場になるでしょう。
なお支援センター自体は、予約せずに立ち寄れます。ただし、一時預かりやイベントを実施している場合には、事前申し込みが必要なケースがあるので、ウェブサイトなどで確認してみてください。
宮崎市内の地域子育て支援センター
宮崎市内にある支援センターには、以下のようなところがあります。
・【中央東】みやざき子育て支援センター
・【中央東】権現地域子育て支援センター
・【中央西】霧島児童館子育て交流ひろば
・【小戸】小戸地域子育て支援センター
・【東大宮】あおぞら保育園地域子育て支援センター
・【大塚】ふたば認定こども園地域子育て支援センター などほかにもたくさんの子育て支援センターがあるので、ご自身が通いやすいところを探してみてください。
参考元:宮崎市|地域子育て支援センター事業参考元:宮崎市|みやざき子育て支援センター参考元:特定非営利活動法人 ドロップインセンター|権現地域子育て支援センター
一時預かり事業
冠婚葬祭や病気、就労の準備などの理由で、家庭で保育できないときに保育所などで未就学児を預かってくれる事業です。月14日まで利用可能で、育児疲れの気分転換などにも活用できます。施設によっては事前登録が必要なところがあるため、利用の可能性がある場合は、余裕を持って登録しておくと安心です。
なお、非課税世帯や多子世帯、多胎児世帯などは、一時預かり利用料の一部を補助してくれる制度もあります。
宮崎市内で一時預かり事業を実施している施設
宮崎市内で一時預かり事業を実施している施設には、以下のようなところがあります。
・【中央東】江平保育園
・【中央東】ニチイキッズみやざき中央保育園
・【中央西】ソレイユ
・【中央西】三愛保育園
・【小戸】ちどり子ども園
・【東大宮】ドンボスコ保育園 など
上記以外にも、一時預かり事業を実施している施設はたくさんあります。施設により受け入れ可能な年齢が異なるため、利用を検討している際は確認してみましょう。また、宮崎市のウェブサイトでは、毎月1日時点での受け入れ状況が確認できます。
手続き方法
手続き方法は施設により異なるため、詳細は各施設へ問い合わせてください。一般的には、初めに一時保育事業を利用したい施設へ問い合わせ、登録申請や面談を実施します。その後、予約を取り利用となります。
参考元:宮崎市|【詳細情報】特別な保育参考元:宮崎市|宮崎市内の一時預かり事業実施施設参考元:宮崎市|一時預かり利用料の一部を補助します
宮崎市子育てナビ
宮崎市では、育児に関する行政サービス情報をわかりやすくまとめたポータルサイトの「宮崎市子育てナビ」を開設。妊娠や出産、小学校入学前までの子育てに関する行政サービスを7つの項目に分類しており、使いやすくしているのが特徴です。スマートフォンにも対応しているため、どこからでも検索しやすく、育児が初めての方や忙しい方も利用しやすいでしょう。
参考元:宮崎市|宮崎市子育て応援サイト「宮崎市子育てナビ」を開設しています参考元:宮崎市子育てナビ
子育て応援カード
県や市町村、企業などが共同して、子育て家庭を地域全体で応援する事業です。高校生以下の子どもと妊娠中の子どもを持つ家庭に交付されるカードで、協賛店で提示すると割引などのサービスを受けられます。2018年11月30日からはスマートフォンでも利用できるようになり、これまで以上に便利になりました。サービス内容は協賛店によりさまざまですが、育児相談の実施や車まで荷物を運んでくれるなど、小さな子どもがいる世帯には嬉しいものばかりです。
手続き方法
子育て応援カードは、紙カードとデジタルカードの2種類があります。紙カードは、各市町村の窓口で受け取れますが、新規・再発行はそれぞれの市町村にある在庫限りで終了です。
デジタルカードは、宮崎県子育て応援カードのポータルサイトから新規登録できます。参考元:宮崎県|子育て応援カード参考元:宮崎県|子育て応援カードをご利用ください
宮崎市で注文住宅をお考えの方はRBH株式会社へご相談を!
宮崎市は、子育て世帯が生活しやすい手当や事業などが充実している地域です。妊娠中や出産時から利用できる制度もあり、さまざまな面で育児をサポートしてもらえるでしょう。
RBH株式会社は、高断熱高気密、デザイン性、建築家による設計を強みとしており、家族みんなが安らげる空間づくりをサポートする工務店です。家庭に合った土地探しの検討や提案からお手伝いいたしますので、子どもと暮らす家づくりをお考えの方は、お気軽にRBH株式会社までお問い合わせください。